四季彩の丘とKaneko Coffee Beans(カネココーヒービーンズ)

7月も終わりに差しかかったころ、友人に誘われて四季彩の丘へ行ってきました。友人はここへ毎年通っているそうなのですが、私は正直なところ何年ぶりかも思い出せないくらいのご無沙汰。すっかり便乗させてもらう形での訪問でした。

あいにく出発前は雨予報で少し心配していたのですが、着く頃には青空がのぞいて、とても爽やかな天気になりました。昔は花畑を見てもそこまで感動しなかった気がするのですが、今回はただただ綺麗で、心がふわっと癒されるのを感じました。歳を重ねたからなのか、忙しい日々の合間だったからなのか——理由はわかりませんが、素直に「きれい」と思える自分に、ちょっと驚いた一日でもありました。

丘の上から見た、色とりどりの花の帯

丘の上に広がる、パッチワークのような花畑

入り口から少し歩いて丘を登ると、視界いっぱいに色とりどりの花の帯が広がっていて、思わず「わあ」と声が出てしまいました。手前の畑を鮮やかな紫色に染めていたのはリアトリスの花。まっすぐ伸びた茎に、ふわふわと毛羽立つような小さな花が穂状にびっしり咲いていて、よく見ると穂の上から下に向かって咲き進んでいくのだそうです。その奥には鮮やかな赤い花の帯、そしてなだらかな丘に沿って何色もの花の帯が続いていて、まるで大地に絵の具を刷いたようです。

曇り空と晴れ間が入り混じるお天気だったのですが、それがかえって花の色を引き立ててくれたように感じました。友人と「あっちの丘まで歩いてみようか」「あの赤いところ、なんの花なんだろうね」なんて話しながら、のんびり散策路を歩いていく時間がとても贅沢でした。

普段は自分の庭の小さな花壇を眺めているぶん、これだけ広い面積が花で埋め尽くされている光景には圧倒されます。ダリアの花壇に近づいてみると、一輪一輪の色や形の違いがよくわかって、これはこれでまた別の楽しみ方ができました。遠くから丘全体を眺めるのもよし、近づいて一輪をじっくり観察するのもよし。歩けば歩くほど新しい表情を見せてくれる場所です。

ダリアが咲き誇る花畑と、目印のピンク屋根の建物

四季彩の丘の駐車場・乗り物ガイド

これから行かれる方向けに、駐車場料金と園内の乗り物についても調べてまとめておきますね。

🅿️ 駐車場料金

  • 普通車:500円/1回(有料期間:6月〜9月)
  • 上記以外の期間(10月〜5月)は無料で利用できます
  • 敷地内の「うどん処 麦彩の丘」などを利用すると、割引やサービスが設定されていることもあるようです

🚜 園内の乗り物(グリーンシーズン:4月下旬〜10月頃)

園内はとても広く、東京ドーム約3個分もあるそうです。効率よく散策できるよう、3種類の乗り物が用意されています。

①四季彩ノロッコ号(トラクターバス)
トラクターが客車を引っ張って走る人気の乗り物です。園内を約15分かけてゆっくり1周し、途中ビューポイントでの停車(撮影タイム)もあるので、のんびり写真を撮りたい方におすすめです。
料金:高校生以上500円/小・中学生300〜400円程度/小学生未満無料

②貸切カート(ゴルフカートタイプ)
自分で運転して園内を自由に周遊できるカートです。指定コースを15分間、アップダウンのある園内も快適に移動できるので、家族連れやグループに人気です。
料金:1台(4人乗り)2,500円/15分 ※運転には普通自動車運転免許が必要です

③バギー
専用コース(白樺並木側など、一周約700m)を颯爽と走る体験型のアクティビティです。花畑の中には入れませんが、スリリングな走行を楽しめます。
料金:1人乗り600円/2人乗り900円 ※利用・運転は16歳以上限定です

※冬季(12月〜4月頃)はスノーモービルやスノーラフティングなどのウインターアクティビティに切り替わります。

最新情報は四季彩の丘 公式サイトでご確認くださいね。

上富良野のKaneko Coffee Beansでランチ

花畑をたっぷり歩いたあとは、上富良野にある友人お気に入りのKaneko Coffee Beansさんへ。自家焙煎のコーヒー豆はもちろん、ローストポークやパスタ、カレーまで揃う、牧場併設のしっかりしたカフェレストランです。

実は一週間前に電話で予約しようとしたのですが、観光シーズンは予約を受け付けていないとのこと。10時の開店に合わせて10時15分くらいに到着したところ、待たされることなくすんなり入れました。ただ、帰る頃にはお店の前に順番待ちの列ができていたので、早めに行って本当に良かったです。これから行かれる方は、開店直後を狙うのがおすすめです。

私が頼んだのは「ローストポークのレッドグラタン」。中身を割ってみると、牛肉かと思うくらい柔らかい角煮のような豚肉がゴロゴロ入っていて、じゃがいも・玉ねぎ・ブロッコリーが香ばしく揚げてあり、そこにトマトとチーズがしっかり効いていて、とても美味しかったです。友人とひとくちずつ味見し合いながら、あれこれ感想を言い合う時間も楽しいひとときでした。

ローストポークのレッドグラタン
実際にいただいた、ローストポークのレッドグラタン
Kaneko Coffee Beansの牧場で授乳中の親子の馬
会計のタイミングでちょうど授乳中だった、親子の馬

会計をしようとしたところ、ちょうど親子の馬が授乳をしているところに出くわしました。お店の入り口にもポニーがいて、動物好きにはたまらないひとときです。都会ではなかなか見られない光景ですが、北海道の田舎暮らしをしているとこういう出会いがふとした瞬間にあって、それもまた楽しみのひとつです。

帰り道の寄り道

お腹も心も満たされたところで、帰り道に日の出公園にも立ち寄ってみました。ただ、ラベンダーはすでに花が終わってしまっていて、少し残念。来年はもう少し早い時期に来てみたいなと思いました。

美瑛では「美瑛選果」の横にあるパン屋さんにも寄り道して、美味しい食パンを購入。香ばしくてもちもちの食パンで、帰ってからの朝ごはんが楽しみになりました。

この日は美瑛の午後から別の用事があったため、後ろ髪を引かれつつ帰路につきましたが、もし時間に余裕があれば、鳥沼公園や上富良野百景、それから温泉に立ち寄るのもいいと思います。次に行くときの楽しみに取っておきます。

よくある疑問・ちょっとしたコツ

「予約したほうがいいの?」Kaneko Coffee Beansさんは観光シーズンは予約を受け付けていないようでした。開店直後の時間帯を狙って行くのが確実だと思います。

カフェラテを頼む方はちょっとした事なのですが、シロップは最初から入れずに、まず何も入れずに飲んでみることをおすすめします。コーヒー本来の味がしっかり引き立って美味しいんです。私は半分くらい飲んでからシロップを入れてしまい、「入れなければよかった」と密かに後悔しました。

まとめ

お花を見て、動物にほっこりして、友人とおしゃべりして、美味しいものもいただいて。「思いきり楽しんだ一日」でした!

こういう息抜きの時間があるからこそ、また庭仕事や日々の暮らしも大切に整えていけるのかもしれません。友人にも心から感謝の一日でした。また季節を変えて、今度は違う顔の四季彩の丘に会いに行きたいと思います。

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