6月の花と野菜

本州では梅雨入りのニュースが聞こえてくる6月ですが、北海道はちょうど違います。空気はさわやかで、庭の緑がぐっと濃くなってくるこの季節。「今年こそ庭をもっときれいにしたい」「どんな花を植えようか」とわくわくしている方も多いのではないでしょうか。

私も毎年この時期になると、朝カーテン開ける時にカフェオレを手に庭を眺めるのが日課になっています。何が芽吹いてきたかな、先週植えた野菜の苗は根付いたかな。仕事前にチェックしています。

 

今回は、北海道の6月のガーデニングについてお話しします。

北海道の庭仕事は、春の訪れが遅いぶん、5月末〜6月はまさに植え込みのハイシーズン。長い冬を耐えた宿根草が一斉に芽吹き、新しい苗も元気よく根を伸ばしていく、そんなエネルギーにあふれた時期です。

また、北海道には梅雨がないため、6月はカラッとした晴れの日が多く、庭仕事がしやすいのも魅力。土も程よく湿っていて、植え付けにも草取りにも最適な季節なんです。

アナベルを植えて3年、庭の主役に育ちました

「北海道でアジサイは育つの?」とよく聞かれますが、育ちます!ただし、品種選びが大切です。私は3年前に「アナベル」という白いアジサイを一株植えたのですが、今では毎年こんもりと白い花をつけてくれる庭の主役になっています。

ポイントは、耐寒性の強い品種を選ぶこと。アナベルはアメリカ原産で寒さに強く、北海道の冬もしっかり越えてくれます。また、半日陰を好むので、建物の北側や木陰に植えると色も長持ちします。

昨年は切り花にして部屋に飾ったら、猫のぺぺ君が興味津々でにおいを嗅ぎに来て、危なく倒す所でした。猫がいる家庭ではアジサイや観葉植物が猫にとって有害という話もありますので、飾る場所は猫が届かないところにするよう気をつけています。

「アナベルは、北海道の庭に迎えてあげたい一番の花だと思っています」

足元を彩る白いじゅうたん「セラスチウム」

そして今、庭をパッと明るくしてくれているのが「セラスチウム(シロミミナグサ)」です。

宿根草のいいところは、一度植えてしまえば毎年楽しめること。毎年苗を買い直す必要がなく、年を経るにつれて株が大きく育って見ごたえも増してきます。

このセラスチウムは、よーく見ると小さなハート形の花びらが集まったお星様のような白い小花。横へ横へとカーペット状に広がってくれるので、グランドカバーに最適です。花がない時期も、シルバーグリーンの葉っぱ(シルバーリーフ)が優しげでお庭のいいアクセントになってくれます。

寒さにはめっぽう強いのですが、夏の蒸れには少し弱いので、花が終わったらチョキチョキと短めに刈り込んで風通しを良くしてあげるのが、毎年綺麗に咲かせるちょっとしたコツです。

「宿根草は、庭と一緒に年を重ねてくれる頼もしい相棒です」

玄関コンテナガーデンで暮らしに彩りを

プランターや鉢を使ったコンテナガーデンなら気軽に始められます。「白×パープル」をテーマにしています。

白いバカパやパープルのバーベナを中心に、グリーンのアイビーを垂らすと、シンプルながらもおしゃれな印象に。玄関先が明るくなると、家に帰るたびにちょっとうれしい気持ちになります。

コンテナガーデンのコツは、「高さ・中間・垂れ下がり」の3層を意識すること。背の高い植物、中くらいの植物、鉢の縁から垂れ下がる植物を組み合わせると、ボリューム感が出て素敵に見えますよ。

「実家のプランターと猫様」

 

今の時期に植えたい!北海道向けの花リスト&おすすめアイテム

6月に植えると特に元気に育つ、北海道向けのおすすめ植物をまとめました。

花の名前 特徴 おすすめポイント
アナベル(アジサイ) 寒さに強い白い花 半日陰でもOK
ジニア(百日草) 暑さに強く長く咲く 色がカラフル
エキナセア ハーブとしても使える ピンク・オレンジ・白など
アスチルベ ふわふわの花穂が上品 日陰でも育つ
バーベナ こんもりと咲く 鉢植えに最適
セラスチウム シルバーの葉が特徴 地面を覆うように広がる

道具についても少しご紹介します。長靴はながすぎないものがおすすめ。

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土いじりのあとも洗うだけでOK。また、軽量の移植ごてと、剪定バサミ、グローブは庭仕事の必需品です。何かおすすめの商品ありましたら是非教えて下さい😊

「道具に少し投資すると、気分が上がりますね」

よくある失敗談もお話しします

「北海道は寒いから、花の管理が難しそう…」という声をよく聞きます。北海道の夏は本州ほど蒸し暑くないので、むしろ花が傷みにくく、きれいな状態が長続きするそうです。

花苗を植える時に母が棒を周りに刺すしながら水をたっぷりあげるのですが(根の近くまで水が浸透するようにと思われる)棒が近くになく横着してその工程を省いたらくったりしてしまったことがありました😅

こういう失敗を重ねながらも、それもまた庭づくりの楽しさのひとつだな、と今では思えます。

「失敗も、次の庭づくりの大切な肥やしになります」

まとめ:北海道の6月の庭で、丁寧な暮らしを

北海道の6月は、ガーデニングを楽しむのに本当に恵まれた季節です。梅雨のない爽やかな空気の中、花と向き合う時間はそれだけで十分な癒しになります。

忙しい毎日の中でも、庭の花に水をやる10分間、育ちぐあいを眺める朝の5分間——そんな小さな時間が積み重なって、丁寧な暮らしになっていくのだと私は思っています。

今日も、花のそばで深呼吸を。

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