北海道の春ガーデニング、待ちわびた庭仕事のはじまり

庭を育てて10年目。ベテラン初心者のガーデナーです。

はじめに。私の母はプロのガーデナーと言っても過言でないくらい朝早く起きて庭仕事し、力仕事もする人物です。母がいないとここまで庭に力入れてなかったと思います。そんなわけでベテランですが初心者です。

4月の声を聞くと、窓の外の雪がじわじわと溶けはじめます。去年の秋に球根を埋めた花壇の土がようやく顔を出すこの時期、窓を全開にするとぺぺ君が駆け寄ってきます。

「今年も咲いてくれるかな」と不安だった気持ちが、土の中からそっと芽を出した緑の先端を見つけた瞬間に、ふわっと喜びに変わる。

北海道の春は短いぶん、濃い。

本州に比べると庭仕事を楽しめる期間が限られているからこそ、この季節の一日一日がとても貴重に感じます。今日はそんな北海道ならではの春ガーデニングの楽しみ方を、私の実体験とともにお伝えしますね。

北海道のガーデニング

北海道では10月には霜が降り、11月からは雪が積もり、庭は長い冬眠に入ります。

そして雪が解け、4月の陽光が花壇を照らしはじめると、秋に植えた球根たちが「お待たせ」とばかりに芽を出してくれる。チューリップ、スイセン、どれも長い冬を一緒に耐えてきた仲間のような気持ちになります。

植物は正直で、手をかけた分だけ応えてくれる。春先は消毒が大事。

北海道のガーデニングで特に重要なのは「寒冷地に強い品種を選ぶこと」。耐寒性の高いパンジーやビオラは4月上旬から植えられますし、宿根草もおすすめです。私の春ガーデニングでの3つの実践エピソード

エピソード1:チューリップの球根との再会

去年の秋、霜が降りる前に慌てて植えたチューリップの球根。品種は「アンジェリケ」という淡いピンクの八重咲きで、アンティーク雑貨のような雰囲気が一番好きで何年も育てています。いつの間にか消えてしまうこともあり、七不思議です。

4月の初め、土を覗き込むと小さな芽がひょっこり出ていました。猫のぺぺ君もハーネスつけてお散歩中ふんふん匂いを嗅ぎながら観察しています。

去年と同じ場所に、去年と同じ花が咲く——その繰り返し

エピソード2:さて、種まきをしましょう

北海道ではお花も野菜の苗も霜の心配がなくなる5月中旬まで、外への定植は難しいのが正直なところ。だからこの時期は、窓辺で種まきからスタートするのが良いようです。今年はタネから育ててみようかなと思っております。

キッチンカウンターの窓には多肉植物と猫草、朝コーヒーを淹れながら様子を見て水を補給。油断すると枯らしてしまう私には多肉植物は育てやすいです。

エピソード3:土作り

秋の終わりに腐葉土、堆肥を土に混ぜ込み枯葉を埋めて、春のはじめに腐葉土と堆肥を混ぜ込んで、土をふかふかにしてから植え付けるようにしています。我が家の土地柄、粘土質になので、時にはパーライトや川砂を混ぜて水はけをよくすることも。

何にでも通づる所ですが基礎をていねいに整えることが大切なんですよね。

北海道の春ガーデニング、おすすめアイテムと情報

今の時期に役立つアイテムをご紹介します。

・パンジー・ビオラの苗(4月上旬〜)
北海道でも4月から植えられる数少ない花。ホームセンターに色とりどりの苗が並びはじめたら春の合図です。まずこれを植えることで、一気に庭が明るくなります。

・腐葉土と堆肥のセット
春の土作りには必需品。園芸店やホームセンターでセットになっているものが便利です。花壇の土に3割ほど混ぜ込むのが目安。(結構適当に蒔いてます)

・育苗ポットと育苗トレー
室内育苗には小さなポットと底面給水できるトレーが使いやすい。窓辺に並べても場所を取らないサイズを選ぶのがコツです。

・寒冷紗(かんれいしゃ)
4月はまだ遅霜の心配があります。急に冷え込んだ夜には苗の上にふわっとかけてあげるだけで霜焼けを防げます。

よくある疑問と失敗談

Q. 北海道でも宿根草は育てられますか?

はい、むしろ宿根草は北海道向きのものが多いです!ラベンダー(特に「おかむらさき」などの耐寒品種)、ルドベキア、アスチルベ、エキナセアなどは寒さに強く、毎年同じ場所で咲いてくれます。一度植えると何年も楽しめるのでコスパも◎。

Q. 庭に猫を出す時に気をつけてる事ありますか?

我が家のペペ君はサイベリアンと言う猫種で犬に近い性格の部分があり実家の猫と違うので参考にならないかも知れません。

落ちてるもの食べたり食べてはいけない草食べてしまったりすることがあるのでよく見張っておかなければいけないと言う所とあとは足が汚れてしまうくらいです。雨の日や濡れた土は実家の猫は嫌がるのですがペペ君は平気で入ってしまいます。

春の庭で、また一日をていねいに

北海道の4月は、まだ肌寒い日も多く、油断すると霜が降りることもありますので注意が必要ですがもう少ししたら春を待っていた球根たちが芽を出し花を咲かせて楽しませてくれます。

今年も庭仕事を通じて、季節と対話しながら暮らせることに感謝しています。チューリップが咲いたら写真を撮って、猫のペペ君と一緒に眺めて散歩しながら雑草を抜く。

庭に出て、太陽を浴び土に触れる時間が、今日も心をやわらかくしてくれます。

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