今日は大好きな猫様のお話をさせて下さい。見出し画像は実家のマリーちゃん🐈
今でこそ、我が家には体重6.3kgの頼もしいアイドル、サイベリアン(フォレストキャット)の「ぺぺ君」がいて、私は彼の名前をもらって活動していますが、私の猫好きのルーツは実家時代にあります。
今回は、今の私を作ってくれた、忘れられない2匹の愛猫たちのお話をさせてください。

(写真:ぺぺ君大好きなおやつタイム。背景は洗濯物があったので一部AIで加工してあります😂)
1. 頑なだった母の心を動かした、最初の猫「シュテフィー」
私が初めて出会った猫は、弟が小学生の時に拾ってきたハチワレの「シュテフィー」でした。
名前の由来は、当時めちゃくちゃ強かった女性テニスプレーヤー(グラフ選手)から。母が命名したのですが、最初はとにかく呼びづらくて仕方ありませんでした(笑)。
実はシュテちゃん、橋の下の公園に捨てられていたんです。他の兄弟たちはカラスに襲われてしまったようで、生き残れたのはシュテちゃんだけ。それまで「絶対にペットは飼わない!」と頑なに言っていた母ですが、あまりの小ささ(おそらく生後2ヶ月くらい)と、健気で可愛らしい姿に心を動かされ、我が家にお迎えすることになりました。
当時は今のようにネットで飼い方を調べることなんてできない時代です。手探りでミルクを与えてみると、シュテちゃんは「「に゙ゃんに゙ゃんに゙ゃんに゙ゃん」と唸りながら一心不乱に飲んでいました。あの愛くるしい姿、動画に残っていないのが本当に悔やまれます。
学校にいてもシュテちゃんのことで頭がいっぱい。早く帰って遊びたくて仕方がありませんでした。猫じゃらしではなく自分の手で遊んでいたので、私の手はいつも傷だらけでボロボロ。それでも、初めて猫と暮らす毎日は楽しくてたまらなかったのを覚えています。
シュテちゃんは大きくなると、母が庭に出ると一緒について外へ遊びに行くような子になりました。
ある日、シュテちゃんが帰ってこなくなり、家族総出で名前を呼びながら探しまわったことがあります。少し離れた線路の向こう側、知らない猫たちが何匹か集まっている場所を見つけ、名前を呼びながら歩いていると……なんと、いつの間にかシュテちゃんが私たちの後ろをトコトコついてきていたのです。
「どこに行ってたの!心配したんだよ!」と母に怒られていたシュテちゃん。夕方にたくさんの猫が集まっていたあの光景は、まるで「猫会議」のようでした。もしかしたら周りの猫たちが、迷子になったシュテちゃんのために一緒に家を探してくれていたのかもしれません。
最近、海外で「日本の『迷い猫伝説』が話題になっている」という動画を見ました。近所のボス猫におやつをあげながら、「〇〇という子が帰ってこないから、見かけたら家に帰るように伝えて」と頼むと本当に帰ってくる、という江戸時代からの民間信仰のようなお話です。あの時の猫たちも、そんな風にネットワークを働かせてくれていたのかな、なんて不思議な連帯感を感じてしまいます。
ちなみに、そんな風に外で他の猫と喧嘩しているシュテちゃんを助けようと、私が抱っこしてしまったことがあるのですが、鼻を引っ掻かれて大変な目に遭いました……。当時の私は無知だったのですが、「喧嘩中の猫は絶対に触っちゃダメ」という大切な教訓を学びました。今はマリーをキツネから守るため箒を持っています。
2. 昭和・平成の「たくましい猫たち」の記憶
私の「猫好き」の血筋は、母方の祖母の代から引き継がれているのかもしれません。祖母の家は農家で、昔からネズミ対策で猫を飼っていました。
当時の飼い方は、今思えば本当にワイルド!
テレビの下で猫が本物のネズミを食べている姿を見て衝撃を受けたり、山から帰ってきた猫の体にダニがびっしりついていると、祖母が指でパンパンのダニをむしり取って薪ストーブの中にポイッと放り込んだり……。
触ろうとして猫パンチを喰らい、「あかちん(赤い液体の消毒液)」を塗ってもらったのも懐かしい思い出です。冬には薪ストーブに近づきすぎて、毛を焦がしている猫もいました。今ならすぐに病院へ連れて行くようなことばかりですが、昔の猫たちは本当にたくましく生きていました。
3. 性格は真逆。おっとり長毛種の「マーティー」
そんなシュテちゃんに続いて、我が家にやってきたのが2匹目の「マーティー」君です。
母はもともと長毛の猫が好きだったようで、ある日、新聞の募集欄で見つけたヒマラヤンをブリーダーさんのところへ見に行くことに。父も弟も私も「見るだけ」のつもりでついていったのですが、実物の可愛さにノックアウトされ、気がつけばその場で連れて帰ってきていました(笑)。
マーティー君は、気が強くて活発なシュテちゃんとは正反対の性格でした。とにかくおっとりしていて、私がしつこく抱っこしても絶対に怒らないし唸りもしない。そのため、毛繕いや爪切りといったお世話はいつも私の役目でした。
いつもシュテちゃんの後ろをトコトコついてまわり、甘えようとしてはシュテちゃんに猫パンチを喰らっていたマーティー君。そんなおっとり男子の彼ですが、一度だけ、信じられないほど勇敢な姿を見せてくれたことがあります。
4. おっとり男子が見せた「家族愛」
ある日のこと。家の前の道路でシュテちゃんが野良猫と激しい喧嘩を始めました。シュテちゃんが大ピンチに陥ったその瞬間。
普段はおっとりして争いごとが大嫌いなはずのマーティー君が、家の中から道路に向かって猛ダッシュで飛び出していったのです!そして、シュテちゃんを襲っていた野良猫をものすごい気迫で撃退しました。
いつもシュテちゃんに怒られてばかりだったマーティー君。でも彼にとって、シュテちゃんはお母さんのような、何があっても守るべき大切な存在だったのです。
「猫にも仲間を守る強い意識があるんだ」と、そのかっこいい姿に激しく感動したのを今でも鮮明に覚えています。
私の猫の歴史は、ここからさらに「黒猫長毛のクロちゃん」、多頭飼育崩壊からお迎えした「ノエルちゃん」、そして今も実家にいるこちらも多頭飼育崩壊からお迎えしました「マリーちゃん」、主人の実家で飼っていた「みーちゃん」へと続いていくのですが……。
少し長くなってしまったので、この続きはまた後日お話ししますね。我が家の現在のアイドル、ぺぺ君の日常と一緒に、また覗きに来ていただけたら嬉しいです。
